【小学校の作文指導に不満!?】

作文指導などをしている小学館集英社プロダクションの調査によると、
小学生の子どもを持つ保護者の64%が
「小学校での作文指導の時間を不十分に感じている」そうな。

また、子どもを対象にしたアンケートでは
「作文は嫌い・苦手」が47%と最も多く、
「どちらでもない」が32%、「好き・得意」が21%だったとか。

そして多くの子どもたちが「何を書いていいか分からない」と
感じているそうです。

ワタクシも作文教室を主宰しておりますが、
冒頭に「作文得意な人?」と質問すると
ほとんど手が上がりません。
そして苦手な理由を聞くと
「何を書いていいか分からない」
「書くのが面倒臭い」
という声が返ってきます。
何を書いていいか分からないから、面倒になっちゃうんですよね。

さくさく作文教室では、
「何書けばいいか分からないなら、書けることを整理すれば悩まないよ」
という話をしています。

テーマが決まっているなら、まずはそれで思いつくキーワードを書き出す。
そのキーワードで短い文をいくつか考える。
そして構成を考える。ここまでが下書き。
その下書き(構成表)を見て、いよいよ原稿用紙に向かう

たったこれだけのことでも、
子どもたちは「へー」と喜んでくれました。
作文なんて正解はないし、本人の色が出てればOKだと思います。
あとは読む人に思いが伝われば。
まずは楽しく書くこと!
つまらない気持ちで書いた作文は読むほうもつまらない。
もちろん、楽しく書いたものは読むほうも楽しいものです。

次回の作文教室でも、
子どもたちに「文章を考えるのは楽しい!」と思ってもらえる
授業をしたいと思います。
(S)